防炎のれんには日本防炎協会の(イ)マークが必須！性能とデザイン性を両立できるシアリエステルは洗濯しても色落ちしにくい

のれんの生地の良さを知って欲しい

　日本は昔から火事に悩まされてきた国になります。
ヨーロッパの建物などに比べると、木造造りの住宅が中心であり、
石造りの住宅とは違い気軽に建築できるものでしたが、
一度炎がついてしまうと取り返しがつかなくなってしまいます。

特に家が密集している地域は、火災になった場合建物を壊すなどの対応をするしかありません。
このようにして傘妖精でいたわけですが、東京大空襲や関東大震災の時
大きな火災が東京に起こりいよいよ東京の建物も変化していかなくてはいけないようになりました。

とは言え、すべてをヨーロッパの住宅のようにするわけにはいかず、
やはり木造住宅は現在でも多い傾向にあります。しかしその中でも、
燃えやすい素材が使われているなどの工夫がなされています。

建物の工夫

シアリエステルが利用されている防炎のれんなどがあり、
日本防炎協会の(イ)マークが施されているのが特徴です。

透け感が素晴らしいシアリエステル暖簾

日本防炎協会の(イ)マークが施されている商品はそれほど多くはありませんが、
火災の出火元のキッチンや台所などから出荷した時のれんにまず燃え移る可能性が高いことから、
火災を広げないためにそのような工夫がなされているともいえます。

素材が素晴らしいため、完全に使用することができなくても、
延焼するスピードを遅くすることができるため優れものと言えるかもしれません。

防炎のれんと呼ばれるものが存在していますが、こののれんの使い心地は一体どうでしょうか。
基本的に普通のものとは異ならず、見た目も全く一緒になります。
それ故、普通の人が見ただけでは特に特徴があるとは考えにくいと言えるでしょう。

防炎のれんの見た目

しかし、実際にはライターなどで火をつけてもそう簡単に燃え上がる事はありません。
通常のものであれば、布の素材のため乾燥している冬場などは簡単に燃えてしまいます。

そしてそこが燃え広がると、建物全体に燃え広がってしまうため、
いくら大家住宅といえどもいずれは燃えてしまうでしょう。

消防車が入って来やすい所なら良いですが、そうでなければ
取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。

防炎のれんは素材がくずされていますので、火災の心配をしている場合には
防炎のれんを積極的に利用した方が良いです。

防炎のれんといっても、そこまで金額が高いわけではありません。
通常のものに比べると若干金額を高くなりますが、極端に高いわけではないといえます。

万が一起こり得るかどうかと言う事ですので、その素材まで気にしないと言う人もいますが、
万が一という事は全く起こりえないわけではなく起こる可能性がありますので
その点は理解しておきましょう。